9Oct

結婚する時に欠かせないのが、両親への挨拶。
正しいマナーを知っておかないと、自分や彼の印象を悪くしてしまうかもしれません。
結婚後も長く付き合っていく両親にはぜひとも好印象を持たれたいものです。
そこで今回は、両親への結婚の挨拶の仕方についてお伝えします。
訪問時に気をつけたいこと
両親への結婚の挨拶は女性宅から先に訪ねるのが一般的です。
両親側にも都合があるため、遅くとも2週間前にはスケジュール調整をしましょう。
さらに、服装や玄関先でのマナーに気をつけることも大切です。
結婚の挨拶をする時に覚えておきたいことをご紹介します。
結婚の挨拶にふさわしい服装
両親への結婚の挨拶をする際には服装にも要注意。
女性の場合はオフィスカジュアルのような上品で清楚に見える服装を心がけ、メイクも派手すぎないようにナチュラルにしましょう。
アクセサリーは着けてもかまいませんが、大ぶりなものは下品に思われる恐れがあるため、避けたほうが無難です。
バッグも高級ブランドや奇抜な色合いのものは避けましょう。
玄関先でのマナー
玄関先でのマナーも忘れてはいけません。
訪問の際にはまず、実家の娘・息子が自分の親にパートナーを紹介し、それからパートナーに親を紹介する運びとなります。
玄関で靴を脱ぐ時は相手にお尻を向けないように前向きに。
脱いだ靴はつま先を玄関扉に向けて揃え、端のほうに置きましょう。
手土産を欠かさない
結婚の挨拶に限らず、誰かの家を訪問する際には手土産を持っていくのがマナー。
みんなで分けて食べられる菓子折りで、個別包装されたクッキーのような日持ちするものを選ぶといいでしょう。
手土産は部屋に案内され、挨拶が済んでから渡します。
下座に座る
席は出入り口から最も近い下座に座るのがマナーの基本。
ただし、奥の上座を案内された場合は無理に拒む必要はありません。
一言お礼を言って座るようにしましょう。
結婚の申し込みの仕方
両親に挨拶が済んだら、いよいよ結婚の申し込みです。
当日失敗しないように前もって流れを確認し、イメージトレーニングしておくようにしましょう。
まずは相手の親と歓談する
席についたら、まずは歓談して和やかなムードを作りましょう。
会話を広げやすいよう、親の趣味や仕事、関心事について予めパートナーから聞いておくといいかもしれません。
政治や宗教などの意見が分かれやすい話題や下ネタは避けるようにしましょう。
結婚の話を切り出す
ある程度歓談したら、男性から結婚について切り出します。
座布団に座っている場合は座布団から降り、床に膝をついて話すようにしましょう。
親としてはわが子のパートナーから明確な結婚意思を感じられないと、不安になってしまうものです。
曖昧な言葉を使わず、はっきりとした意思表示をすることが大切。
うまく自分の気持ちを伝えられるか心配な場合は長々と説明するのではなく、ストレートに「結婚させてください」と言うようにしましょう。
ちなみにドラマなどで定番の「娘さんをください」というセリフですが、自分の娘をモノ扱いされたと感じる人もいるようです。
念のため、避けたほうがいいでしょう。
一方、男性の実家に結婚の挨拶をしに行く場合は、男性が「結婚したい相手がいる」と自分の親に紹介する形で進めます。
男性の紹介が済んだら、女性からも「まだまだ未熟者ですが、よろしくお願いします」といったように挨拶しましょう。
滞在時間は2時間を目処に
両親への結婚の挨拶が済んだら、再び和やかに歓談しましょう。
あまり長居しないように気をつけ、2時間を目処に退出します。
「お時間を取っていただき、ありがとうございました」とお礼を言って、家を出るようにしましょう。
しっかりと準備して両親への結婚の挨拶を成功させよう!
両親への結婚の挨拶ですが、最近では形式にこだわらない人も増えてきました。
かと言ってあまりにラフなのは考えものです。
両親に好印象を持ってもらえるよう、マナーに気をつけて結婚の挨拶を成功させましょう。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。